こじま矯正歯科クリニックは
効率的な矯正治療が得意な歯科医院です
パッシブセル
フライゲーション
ブラケットとは
セルフライゲーションブラケットは、ワイヤーをブラケットに完全固定する従来の装置と比較すると、ワイヤーと矯正装置の摩擦が少ないので弱い力で歯を優しく動かせます。
治療の初期に柔らかいワイヤーを使用しても十分に歯が動きやすいので、歯の痛みも少ないといわれます。
また、摩擦が少ないので歯の移動がより効率的に行えます。効率的な歯の移動は治療期間の短縮にもつながります。
カリエール
モーションとは
抜歯せずに矯正治療するケースで歯を後方に動かす場合従来の治療法では奥歯を1,2歯づつ動かしていました。
カリエールモーションを使用すると犬歯から4,5歯まとめて動かすことができるので効率よく矯正治療を進めることができます。
非抜歯治療の場合、カリエールモーションとセルフライゲーションブラケットの併用でより効率よく治療ができます。
(使用するには適応症例であることが条件となります)
WHY EFFICIENT ORTHODONTIC TREATMENT IS POSSIBLE
効率的な矯正治療が
可能な理由
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従来の治療ステップを
少なくできるセルフライゲーションブラケットの特性を十分活かすことで治療の各ステップを少なくして、より効率的な⻭の移動が可能にできます。また、他の装置と併用することで治療システムをより充実させることもできます。
※当医院における治療で従来の矯正装置、システムと比較した場合です。 -
適切な力の管理
パッシブセルフライゲーションブラケットは、それぞれに「扉」のような部分があります。この扉の中にワイヤーを収めることで、歯を動かしています。ワイヤーとブラケットの間にはわずかに空間があるため、無理な力がダイレクトに歯に加わることはありません。従来のブラケットとワイヤーの間にはこういった空間が非常に少ないか全くなかったため、歯に大きな力がかかり、痛みを感じてしまうことが多かったと考えられます。
また、大きすぎる力がかかってしまうと、歯の動きによって、顎の骨の中の血管が押しつぶされてしまい、血液の流れが悪くなります。歯を動かすには、顎の骨の代謝(生まれ変わり)が必要不可欠ですが、血液の流れが悪いとこの代謝がうまくいきません。パッシブセルフライゲーションブラケットは、より小さな力で歯を動かせるので痛みが少なく、効率的な矯正治療が可能になります。 -
骨の代謝を利用してより
能率よく⻭を移動歯を抜くと、あいてしまった穴を埋めようと、骨の代謝が活発になります。この骨の代謝は、歯を動かすのにも、非常にプラスに働きます。
顎の骨の代謝を利用して⻭の移動能率を高めるには、抜⻭のタイミングが特に重要です。骨代謝の活発な時に、最適な力で⻭に力をかけるとスムーズで効率の良い治療を行うことができます。
効率的な矯正治療の
メリットとデメリット
- メリット
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- 痛みの軽減が期待できる
ソフトな力でも⻭の移動ができる。 - 効率的な⻭の移動ができる
装置とワイヤーの摩擦を抑えることでスムーズな⻭の移動が行える。 - 治療システムがシンプルにできる
複雑なワイヤーを使用しないので、装置がシンプルで清掃性がよくできる。
- 痛みの軽減が期待できる
パッシブセルフライゲーションブラケットの特性を利用することで従来のブラケット治療と比べて上記のメリットが挙げられます。
- デメリット
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- 治療費がやや高い
装置自体の価格が従来のブラケットよりも高いため、治療費は高くなります。 - 協力性が必要
十分な治療効果を得るために抜⻭を指示されたタイミングで行う必要があります。 また、補助装置を正しく使用しないと効率の良い治療が達成できません。 - 舌の癖がある人は影響を受けやすい
舌に通常と異なる癖がある場合、その影響を受けやすいと言われています。当院では、この悪影響を防ぐため、舌のトレーニングを並行して行っています。このトレーニングにより、舌が正しい動きをするようになり、発音が良くなったり、口元の改善効果が得られる可能性があります。
- 治療費がやや高い